誤嚥性肺炎は誤って細菌が入り込むことで発症
肺炎や気管支炎は高齢者に多く、日本人の死因でも四番目に多いとされています。その要因ともなり得るのが、誤嚥です。肺に入ってしまうのは、食べ物や飲み物ばかりとは限りません。唾液なども含まれます。
もし口腔内が不衛生で、様々な細菌や真菌、原虫などが潜んでいると、それらが唾液を介して肺の中に入り、炎症を起こします。これを誤嚥性肺炎と言います。
口腔ケアで誤嚥性肺炎を予防
誤嚥を起こしやすいお年寄りの方、ご病気をお持ちの方は特に口腔内をきれいに保つことが大事です。週に1度、専門的な口腔ケアをすることで、唾液に混入する細菌の量が減り、誤嚥性肺炎のリスクも下がります。西村歯科の訪問歯科では、患者様の口腔ケアを行い、清潔で良好な口腔内環境を目指していきます。
また、口腔ケアがほどよい刺激となって唾液の分泌を促し、日常のケアでご家族様や介護者の方によるマッサージなどをして頂ければ、更に嚥下機能の回復が期待できます。お食事が進むようになると、栄養状態の改善、免疫力の向上につながり、肺炎予防にもつながります。