訪問歯科協会の関西ブロック研修会が行われました。
演題は『認知症の人の心がわかる』
長寿文化協会の桑山 信子先生の講演がありました
認知症になると直近の記憶が飛んだり、トイレに行こうと行きかけても、途中で話しかけられるとトイレに行くことを忘れてしまう。
また脳の一部がやられてしまう。
感情がやられてしまうと、抑制が効かなくなり怒りっぽくなったり、頑固になり、自己中心的になります。
1番の問題はお腹が減ったと言う感覚が鈍ってくるため、食べることをしない。
食べてもむせたりして、摂食嚥下障害により誤嚥性肺炎で入院する事も
この様に訪問診療で一番困難な治療は、認知症の患者様です。意思疏通が取りにくい、又協力的ではない事があり、思うように治療が進まない事もあります。
摂食嚥下障害の診療も困難を極めます。複雑で診断が難しいです。そのため常に勉強が必要になって来ます。
西村歯科ではこのような患者様にも対応して治療にあたっています。