歯科コラム

Column

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

歯の色味には個人差がありますが、笑顔に清潔感を与えてくれる黄ばみのない白い歯は、多くの方にとって「歯の健康さを示す象徴」ではないでしょうか。近年は、予防歯科や審美歯科が浸透してきたこともあって、歯科医院で歯のホワイトニングを行なったり、市販のホワイトニング歯磨き粉を使ってホームケアをしたりと、さまざまなデンタルケアに取り組んでいる方が増えています。

着色汚れの予防や歯科医院でのホワイトニング後のケアなどには市販のホワイトニング歯磨き粉も有効ですが、より確実でスピーディな歯のホワイトニングには、やはり、歯科医院で行なうオフィスホワイトニングや歯科医院で薬剤の処方を受けて自宅でできるホームホワイトニングがおすすめです。

ホームホワイトニングは自宅でマウスピースと薬剤を装着して行なう方法です。白い歯が長持ちしやすいというメリットがある一方、オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使用するために歯が白くなるまでに若干の時間を要する点、ホームホワイトニング後は着色汚れの元となる飲食物や煙草などの嗜好品を制限することが多い点などが特徴です。そして、歯科医師や歯科衛生士によって施術が行なわれるオフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を使用するためホームホワイトニングよりも時短でケアができる点がメリットです。1回分のホームホワイトニングにかかる費用と比較するとやや高めとはなりますが、数ヶ月に1回の通院で高い効果が得られる点や約1時間で施術が可能な点などが人気となっています。

それぞれのホワイトニング施術に魅力があるのでどちらがおすすめとなるかは、患者さんの価値観やライフスタイルによっても異なります。しかし、白く美しい歯を長持ちさせたいという方には、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングをバランスよく組み合わせた「デュアルホワイトニング」という方法もおすすめとなりますので、ぜひ合わせて検討してみてはいかがでしょうか?

歯科コラム 記事一覧