歯科コラム

Column

当院で行なっているレントゲン撮影について

歯科治療においてレントゲン撮影は必要不可欠です。レントゲン撮影をすることで、口の中のさまざまなことが分かります。神経の有無、破折など歯根の状態や、歯周病の骨の状態、顎関節の状態、親知らずの位置や方向などが確認できます。またお子様の場合は、永久歯の位置なども分かります。例えば虫歯治療においては、その大きさや進行程度が確認できるうえ、隠れた場所にある虫歯を見つけられます。また歯科医師と歯科衛生士間で情報共有するのにも役立ちます。

このように、レントゲン撮影は歯科治療において診断を行ない、治療プランを検討するために必要であり、歯医者での治療に欠かせないものです。レントゲンの種類は3つ、デジタルエックス線撮影・パノラマエックス線撮影・歯科用CT撮影があります。西村歯科では、デジタルエックス線撮影を採用しております。デジタル式では、小さなフィルムを口の中に入れて撮影するのが特徴です。1枚で3、4本の歯が撮影できるタイプなので、特定の歯を詳しく調べたいときや、根の治療終了後の確認を目的として用いられることが多い方法です。

レントゲン撮影というと、被ばく量を心配される方も少なくありません。当院で採用しているデジタルエックス線撮影の場合、その被ばく量は0.01mSvです。なお、パノラマエックス線撮影で0.03mSv、歯科用CT撮影で0.1mSvとなっています。歯科用レントゲンの被ばく量はいずれも少ない数値ですが、中でもデジタルエックス線撮影は特に少ないことが分かります。

例えば、胎児に影響が出る被ばく量は100mSv以上からとされています。そのため、歯科医におけるレントゲンは、子どもから大人まで、また妊婦の方でも安心して利用することが可能です。それでも不安が残るという方は、堺市七道駅から徒歩1分の歯科医院、西村歯科までご相談ください。丁寧にヒアリングして、患者様に納得していただいたうえで治療を行なうのが当院の方針です。安心してレントゲン撮影を受けることができるはずです。

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